施工の流れ

瓦屋根と他の屋根材との比較

屋根材には、瓦・カラーベスト・板金と大きく分けて３種類あります。
それぞれにメリット、デメリットがあります。
それでは比べてみましょう。

瓦は昔からある屋根材です。
悪い物は時代と共に消えていくのになぜ瓦がこの時代になっても無くならないのか？
それは、日本の象徴となっている事、そして日本の気候に合っているからこそ無くならないのです。
雨も多く、家の天敵である湿気の多い国。
湿気は何に悪いかと思われますが、屋根材の下の下地材（木材）に支障が出るのです。
瓦の構造上、瓦は雨が入らない程度の隙間が一枚一枚にあります。
その隙間から空気の循環を行い湿気を外に逃がすのです。
真夏の厚い熱も逃がしてくれます。
空気の層があると、木材にも良いですが住み心地も良くなるのです。
先人が作った瓦は色々と考えられ、少しずつ軽量・耐震・耐風といった進化をを遂げて今のこの時代にも存在し続けるのです。
実際、瓦は高いと言われている屋根材ですが、上記の表にもありますが、断熱材を必要としません。
家を建てる際、屋根材を何にしようか？と考えられるかと思いますが、屋根材だけで金額の比較をしてませんか？
しかし、そこには断熱・防音の下地材の施工費は屋根材とは別になっているケースが多くあります。
後々のメンテナンス、家を支えている木材、住む人の事を考えると、瓦は大変良い屋根材と言えるのではないでしょうか？